Banff to Lake Louise
The jewelry box of Canadian Rockies

 1885年に制定された「バンフ国立公園」。栃木県とほぼ同じ広さのこの公園の中には無数の湖が点在している。
 バンフから1号線を西に45分で、カナディアンロッキーで最も美しく「ロッキーの宝石箱」と絶賛される「レイク・ルイーズ」。そして、その姉妹湖「モレーン・レイク」。この2つの湖を見ずしてロッキーを訪れたとは言えない。


 バンフを出発して約15分程走ると左のようなトンネルが出てくる。
 じつはこれ、トンネルではなく動物用の歩道橋だ。歩道の幅は50メートル、結構広い。
 国立公園内では野生動物が保護されている反面、ハイウェイでの動物交通事故が多い。大きなハイウェイでは道路の両側に柵がしてある。しかし、これらの柵による野生動物生活圏の分断は生態系に大きな打撃を与える。
 その苦肉の策として設置されたのがこの歩道橋。バンフ国立公園には2箇所設置されている。

 ドライブしている間もカナディアン・ロッキーは見る者を圧倒する。
 左の写真はバンフとレイクルイーズの間で一番目立つ山、「キャッスル・マウンテン」。
 お城の山と名づけられたこの山は西洋の石造のお城に見える事からこの名前がついた。
 また、先住民には「迷子の山」と呼ばれていたらしい。この山は見る方向によって全く形が違うため、この山を目印に旅に出ると道に迷ってしまうそうだ。
 バンフから20分ほど走った場所にビューポイントがあり、その場所が最もこの山が美しく見える場所と言われている。バンフからは2つ目の動物横断歩道橋を過ぎてすぐなので見逃さないように注意。


 車窓の左手に左の写真の山が見えてきたらもうすぐレイク・ルイーズだ。
 左の山は「マウント・テンプル」、標高3554メートル。この辺りでは一番高い山だ。
 この山の頂上付近に分厚い雪が積もったように見える部分があるが、これは雪ではなくて実は氷河。
 氷河の名前は「マクドナルド氷河」。ちなみにマクドナルドといってもハンバーガーは全く関係無い。カナダ初の首相、ジョン・A・マクドナルドにちなんで名づけられている。
 カルガリーからロッキーに入ってきた人にはこれが最初に見える氷河になる。
 氷河は雪と違って厚みがあり、その厚みの部分が青白く光って見えるのが特徴だ。よく観察して発見してほしい。

 レイク・ルイーズの標識でハイウェイ1号線をおりる。標識に従って、5分とチョット山道を走ると。大きなホテルが目の前に見えてくる。このホテルが有名な「シャトー・レイク・ルイーズ」だ。
 このホテルは1990年代、ロッキー山岳登山の基地になったホテル。このホテルに雇われたスイスの山岳ガイドとその顧客が次々にロッキーの未登頂の山々を征服していった。
 その目の前にあるのがカナダで最も有名な湖と言っても差し支えないだろう湖、「レイクルイーズ」。カナダ大陸横断鉄道開通以来、世界中のツーリストを魅了してきた湖である。
 レイク・ルイーズの「ルイーズ」はビクトリア女王第3王女であり、かつてのカナダ総督の妻でもあった。ルイーズ・K・アルバータから名づけられた。


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