Yoho National Park
ヨーホー国立公園とモレーン湖
"It's GREAT!" National Park.
ヨーホーとは先住民の言葉。「素晴らしい!」という時に発せられる感嘆詞。その名に恥じない見所が満載。特に、この辺りでは最も高い滝、タカカウの滝は必見。
ハイウェイ1号線からレイク・ルイーズに向かう途中、モレーン・レイク・ロードに入り、20分も走ると左の風景に出会える。
「モレーン・レイク」はかつてカナダのお札のデザインに使われていたほどカナダを代表する風景。
レイクルイーズを女性的な湖と表現するならば、湖の周りをテン・ピークスと呼ばれる険しい岩山で囲まれたこの湖は男性的な湖と表現できよう。
レイク・ルイーズからほんの20分という距離にもかかわらず、いわゆる「観光地」からかけ離れた本物の自然の雰囲気が味わえる。展望台の周りではナキウサギを見かけることもある。
バンフ国立公園に隣接しているヨーホー国立公園はカナディアンロッキーの西側に位置している。
バンフ・レイクルイーズからはハイウェイ1号線をひたすら西に走ると10分ほどでキッキングホース峠の頂上を通過する。レイクルイーズからキッキング・ホース峠に至る道は熊の多発地帯なので道路脇に注意しよう。 キッキング・ホース峠は。太平洋と大西洋の水を分ける分水嶺である。分水嶺はアルバータとブリティッシュ・コロンビア州の州境に使われている。そして、ここはバンフ国立公園とヨーホー国立公園の境目でもある。
ここからがいよいよヨーホー国立公園だ。
峠を越え、左手に小さな湖が見えたあたりから下り坂が急になる。この峠はカナダ初の大陸横断鉄道がロッキー越えを果たした峠だ。1885年当時の蒸気機関車には勾配がきつ過ぎ、事故が多発した場所である。
現在では
スパイラル・トンネル
(ループ・トンネル)の建設により安全に通れるようになっている。上の写真はそのトンネルを列車が通過しているところ。列車が長すぎてお尻がトンネルに入り切らないうちに先頭部分がトンネルの出口から出てきている面白い写真。展望台があるので運がよければこの様子を目撃できるかも。
キッキング・ホース峠の急な坂を降り切って少し走ると、小さな町がある。この町の名前は「フィールド」。かつてはバンフを凌ぐほど賑わっていたらしいが、現在では鉄道関係者や国立公園の職員のみが住んでいる。
この町を通り過ぎてすぐに、ハイウェイから右に曲がり、5分も走ると、「
ナテュラル・ブリッジ
」だ。
石灰岩の一枚岩が長年、川の侵食を受け出来た奇岩である。
ナテュラル・ブリッジから車で走ること約20分。道路の終わりに大きな駐車場がある。そこに車を止めると目の前には信じられないような色をした湖が横たわっている。これがエメラルド・レイクである。
湖畔には時計回りで散歩道が整備されており、高山植物も非常に豊富なのゆっくり散歩を楽しめる。
湖の対岸の山は化石で有名な「マウント・バージェス」だ。この山からは先カンブリア期の化石、5百種類以上の新種が発見され、古くからユネスコの世界遺産に指定されてる場所だ。
駐車場近くのボートハウスではカヌーが借りられる。交渉次第では30分単位でも貸してもらえるので時間の無い人でもカヌー遊びを楽しめる。
湖面から見た景色は湖面からの景色とは違い格別!正統派カナディアン・カヌーの小旅行はお薦め中のお薦めだ。
エメラルド・レイクから来た道を戻り1号線に戻る。1号線をバンフ方面に走りフィールドの町をもう一度通り越すと左に入る道がある。タカカウ・ロードと標識があるが、見逃しやすいので注意。タカカウ・ロードに入り、険しい細道を20分ほど走ると目の前にすさまじい勢いで水煙をあげている滝が見える。これが「タカカウの滝」だ。「タカカウ」の意味は先住民の言葉でイッツ・ワンダフルの意味。
近付けば近付くほど迫力のある滝で。駐車場に車を止めると、全身がびっしょりになる所まで近付ける。近付きすぎると風圧で怖くなるぐらいの迫力。どこにでも見物用の柵を作ってしまう某国とは大違いだ。
滝の特徴は2段に分かれていて、上部の1段目だけでも50メートルある。ナイアガラの滝の高さが平均60メートル程なのを考えると、滝がいかに大きいかが分かる。
ヨーホー国立公園はバンフやレイク・ルイーズなどの主要観光地から少し離れているので非常に落ち着いた雰囲気でロッキーを体験できる。滞在を伸ばしてでも訪れるべきなのがこのヨーホー国立公園だ。
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